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百鬼夜行抄

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百鬼夜行抄

飯嶋律は今は少なくなった懐かしい日本家屋に未だに住んでいる。

彼はこの世には人間以外の存在がいると確信している。



彼らの姿が見えるからだ。

代々、霊感の強い家系に生まれ、幽霊が見える体質らしい。

彼は文鳥の姿をした2人の友人と一緒に住んでいる。
庭の木に住み着いてしまった幽霊だ。


文鳥は人語を理解し、夕闇の頃になるとその姿は山伏の姿に変化する。
そして、彼をさまざまなトラブルに巻き込むことだけが得意だ。




ある日、彼は友人に大学の試験問題を盗んで来いと言ってみた。
彼の友人は、夜中に大学の試験監督室に忍び込み、試験問題を書き写してきた。

なんと幽霊は、実際に目が見える。

しかし彼は、友人の書いた文字を読むことが出来なかった。



彼は自分の大切な将来を目の前に、悩む。

日常生活の中にひっそりとたゆとう、茫洋とした面影は
はっきりとした人間の姿をしている。
何かが出来るわけではないのに、ずっとそこにいる・・。

そんなおもしろい話が印象に残った。


お寺のお坊さんは、楷書体で字を書くはずなのに・・ちょっとカオスな文字だったという話です。
でも日本語の試験問題を中国語でメモしてきても多分読めないかも・・?



漫画を通して不思議な世界を垣間見ると、日本というものは確かにあったと思う。
何かを語りかけてくる存在は、日本の面影みたいなものなのかもしれない。



そういえば、最近知ったことですが、嘘か本当か、このあいだ皇族になった小和田家は
戦時中はどこかの軍隊の大将をやったとかいう話です。
日本の面影が皇居のリアル椅子に座って語りかけてくると困るんですけど。

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