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うみねこのしま

ヘタリアなど

The Merchant of Venice

古典の映画化。

レンタルショップの棚で偶然見つけたて借りたのですが、検索したところ、YOUTUBEで全部公開されていてびっくりした。タダでもいいから、見てもらいたいということでしょうか?

原作は小学生の頃読んだことがあるだけで、うろ覚えですが、ベニスの町を訪れた交易商人たちが目の当たりにした、滑稽で狡猾なイタリア人青年を描いている物語だった気がする。



この映画では、イタリアの町に定住している、ユダヤ人という大金持ちの人種(階級?)のある一族の物語に焦点があてられている。


イタリア人が、ユダヤ人の大金持ちを差別しているところから物語が始まる。


町は、完全に外界から独立している状態の、静かな家の中のようだ。

交易商人の往来などはあまり見られず、既にイタリアという国がその地域に完成されているかのように見える。

小さな暴動は、家の中で子供が不満をもてあまして暴れているだけだ。


ユダヤ人が金持ちなこと、赤い色の服を着ていることで、日々の小競り合いが起こる。


登場する青年は、自分が誇り高いイタリア人だという自負を持っている。

彼には、困っている友人がいる。彼は、大金持ちのように、賄賂を払える身分がない、また、お金のため売るものさえ持っていない。友人が幸せになることは、イタリアの繁栄のためでもある。


お金がないイタリア人青年は何をすると思いますか?

彼は、困っている友人を助けるために、数人の有志と遊説に出る。

もう既に、気分だけは一流の政治家のようだ。


イタリアの森の奥には、魔法の国の妖精のような美しい女城主が棲んでいる。

彼女は哀れみ深く、また賢いので、城とその領地を不思議な力によって治めている。

彼は、彼女の愛を手に入れ、彼女から金を借り、友人を助けることを思いつく。


また、ユダヤ人の大富豪には娘がいる。彼女は密かにイタリアの青年を愛している。

彼女は父親の権力によって、生活しているので、父親のいかなる財産も相続していない。

彼女は大富豪の娘だが、自由に使えるお金は少しも持っていない。

彼女は、父の財産を持ち逃げし、イタリア人男と駆け落ちをすることを唆される。

彼女は、宝石や金貨を握り締め、ユダヤ人の全ての慣習を捨て、真夜中に父の家を逃げ出す。


この映画の最大の売りは、娘と財産を持ち逃げされたユダヤ人の大富豪の嘆きだ。

子孫と、財産のないイタリアに、一体何が残っているというのだろうか?








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