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ヘタリアなど / 居酒屋のイメージのテンプレートに変えてみました(2025/08/05) / You are in the bar. × [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 沖縄ごっこしている私の母。 実家は神道のなんか大きい家のつもり。 実は、彼女は人生で一度も着物を着たことがなかったらしい。 正月のおせち料理も久しく食べていなかった。 彼女の自慢といったら、ヨーロッパ旅行で持ち帰った服の数々だ。 そんな彼女が、最近何に目覚めたのか、うみねこがつくるおせち料理もどきを強奪していくようになった。 それだけではない。 突然、何を思ったのか、「無料着付け教室」なるものに通い始めたのだった。 定員がいっぱいらしく、何度も無視されたそうなのだが、しつこく電話を掛けまくり、とうとう通いつめてしまった。 彼女は、着物を一枚も持っていなかった。 実は、うみねこは、ふりまで買った着物を何枚か所持していた。 彼女は着物がないと騒ぎまくり、挙句の果てには「中古屋に行っても気に入るものがなかなかない」とか言ってきた。 そんなわけで、急遽、うみねこの持っていた、年相応っぽい地味な色の綿の着物を貸したところ、何か気に入らず「丈が合わなかった」といって返してきた。 それが、一番合うと思ったんだけどなぁ・・。 うみねこは、彼女に、更に小さいサイズの、正絹の着物を貸した。 それは、汗じみがすごくて、ハギレコーナーに100円で売っていたものを、持ち帰り、ざぶざぶ水洗いしたものだった。 彼女はその着物をなぜか気に入り、「丈は丁度よかった。」といってきた。 教室の最終回は、着付けをしたあと、実際外出してみること。 彼女は自分で買った帯と100円の着物をきて、堂々とヒルトンホテルのランチに出かけていったのだった・・・。 手には、やはりうみねこから入手した中古バッグ・・・・。 着付け仲間と一緒に、ヒルトンホテルで、ローストビーフにナントカを食ったとか、しばらく自慢してきた。 その上、 「お母さんあの着物たたむのに夜の3時までかかっちゃった。 だって、結構しわがすごいからアイロンかけたりしてたのー。 また着るから、大切にしないといけないでしょ?」 とか言ってきた。 ハギレ着物は、いつのまにか、彼女の家のクローゼットに収蔵されることになっていた。 いいんですよ・・・別に。それ着て、またヒルトンホテルに行かないといけないしね・・・・。 母の言動は、いつも、謎だ。 PR
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