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アメリカでDNA検査がブーム

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アメリカでDNA検査がブーム

少し前に、アメリカでオバマ大統領が当選した時、DNA検査がブームになったというニュースを読んだ。
アメリカの病院では、簡易検査で、自分が何人の子孫なのかが分かるらしい。


オバマ大統領の自己紹介を読むと、親族のルーツは多岐にわたっている。
そして、大統領は以前、そのことについてかなり悩んでいたと書いてある。
深刻な悩みを抱えた人を救うのが、DNA検査であって欲しいものだ。


オバマ大統領の父はアフリカ・ケニアの人で、母方の血筋は、イングランド・アイルランド系だそうだ。

この図は、wikiの「ゲルマン人」の項目にあったもの。
青の部分は、ゲルマン民族の始祖のだと考えられるインド・ヨーロッパ語族の分布を表している。

イングランド・アイルランドの部分はかなり青色が濃く、オバマ大統領もゲルマン人の祖先の血を引いているのかもしれない。



Y染色体ハプログループ:http://ja.wikipedia.org/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97


染色体の系譜を見ると、ゲルマン人はI・・だから、Fから派生している。
Fは、インド・パキスタン系だから・・Iは、インドからかなり遠い場所に分布しているけれど、インド・ヨーロッパ語族なんだ。


オバマ大統領は、写真で見る限りはアフリカから来た人に見えるが、実際自分は黒人ではないと感じるときもある、と言うこともあるそうだ。





Nもスカンディナビア半島まで分布している。

昔あったモンゴル帝国の領域と重なるのかと思うが、Nはゲルマン民族の始祖とは少し違う北方民族らしい。


モンゴルの人は、Cタイプに属する民族だそう。
モンゴル帝国の始祖のチンギス・ハーンは、C3タイプだそう。


オバマ大統領は、親戚に中国人がいるそうで、親近感があるそうだ。
もしかしたら、ゲルマン人以外のNやCとも血筋的に、つながりがあるのかもしれない。





日本人は、同じFから派生しているOタイプの人が多いらしい。



Oは、中国・朝鮮・東南アジアなどに分布している種類だそう。Oは漢民族かな?


日本では、他にDタイプが、存在しているそう。
世界でも数が少なく、日本、チベット、アンダマン諸島、台湾のブヌン族の4箇所にしか見られないそう。
図によると、DはF(インド系)とは別の系統みたいだ。
嘘みたいな話だけれど、日本人の約2人に1人はこのDタイプで、縄文人の末裔なんだって書いてある。


日本には今もDNA検査は浸透していないので、機会があったら検査をしてみたいです。

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