政府は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、沖縄県との対立が続くなか、地元の理解を得る足がかりにしようと、移設先の地域住民と地元の振興策などを話し合う懇談会を新たに設け、今月中にも初会合を開くことにしています。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、中谷防衛大臣は9日に初めて沖縄県の翁長知事と会談し、日米同盟の抑止力の維持と、普天間基地の危険性の除去を両立させるための唯一の解決策だと理解を求めましたが、翁長知事は、移設は不可能であり絶対に反対するとして計画の断念を求め、平行線に終わりました。
こうしたなか政府は、移設計画に対して地元の理解を得る足がかりにしようと、移設先の地域住民との間で、道路や下水道などの生活基盤の整備や地元の振興策などを話し合う懇談会を新たに設けることにしています。
懇談会には、政府から、防衛省の沖縄防衛局や内閣府の沖縄総合事務局の幹部らが、地元からは、名護市辺野古と辺野古周辺の豊原、久志の合わせて3つの区の区長らが出席する予定で、今月中にも初会合が開かれる見通しです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150510/k10010074511000.html
政府は巡り、アメリカ軍の沖縄県との対立が続くなか、
中谷防衛大臣は抑止力の維持と、普天間基地の危険性の除去を両立させるため、
政府は、道路や下水道などの生活基盤の整備。
防衛省や内閣府の幹部らが、名護市辺野古と辺野古周辺の豊原、久志の振興策などを話し合う懇談会。