ヘタリアなど
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しつこいんだよね~スペインが・・
映画作って話しかけてくるから見てたんだけど、
もう働いていないから、映画館にも行かない予定です。
なんだろ、あのレティシア皇太子妃って・・
キリスト教の残骸のキリスト教の至宝の一部の人なんですって?
アラゴン王の末裔とか?
記事のカテゴリーを変えました。
スペインでは、数年ごとに興味を引く映画が発表されています。
これは、少し昔の作品です。
突然感想を書くことにしてみました。
映画館に見に行って、とても印象に残った映画だったのですが、なにぶん14年前の記憶なので今頃書こうと思うとうろおぼえです。
映画のあらすじを検索すると、
時は、カルロス4世の時代。
宮廷である貴族が殺される。
その死は、自殺なのか、謀殺なのか・・・
という感じ。
そんなだったかな・・?
ぺネロペクルスさんが何か薄黄色いかわいいドレスを着ていたような気がする・・。
ここからは、私のあやふやな記憶の中のストーリー。
草原の中の一軒のあばら家の風景から物語が始まる。
家のそばで、農民風の若い女性がある若い男性に声をかけられている。
その後、女性は、農家の納屋(だったか?)に連れ込まれ2人は恋人同士になる・・。
草原の中に太陽を浴びてただ1人立っている女性はとても美しい。
身分は低そうだけれど、とても美人だ、服のセンスもいい。
その後、女性は、男性に連れられて、宮殿に案内される。
逢引の相手の男性の身分は、貴族だったのだ。
しばらくして、彼女は、宮殿の舞踏会に案内される。
そこで、彼女は得意のフラメンコを踊ってみせる。
すると、高級な絹の服を着た身分の高そうな女性が現れ、
靴を脱いで、同じ踊りを踊ってみせる。
そして、彼女は言われる。
「あなた、こんなところに何しに来たの?」
農村から来た女性は何を思ったか?
”高貴な女性は何をやらせても上手だ。
高貴な人々は、みんなに対してとても優しい。”
宮廷では、彼女が選んだ服を、みんながかわいいと認めてくれる。
宮廷でもっとも身分の高い女性は、王妃だ。
ある日、王妃は公式行事で人々の前に現れた。
彼女が椅子に腰掛ける、ふと人々の風景を眺めると、
侍従の女が全て王妃が今日着ているドレスと同じ衣装を着ているのがみえる。
彼女達は何事もないかのように各自の仕事をしている。
王妃は言う。
「誰が・・こんなことを!?」
農村から来た女性はこう思う。
”どうして王妃と侍従が同じ服を着ていてはいけないのか?
同じ国に住んでいる人間同士なのに・・・。
どうせどの服も、大した服じゃない。
王妃様は、とてもかわいらしいけれど・・彼女のかわいい服の方は複製可能だ。”
突然宮殿は、謎の殺人事件の真相を解明する。犯人が捕まったのだ。
大騒ぎの広間を離れて、農村から来た女性は、誰もいない宮殿の倉庫の、戸棚の隙間に立っている。
彼女はじっと、ある塗料の入った瓶を見ている。
青い色の絵の具は、本当は殺人の道具にはならなかったのだ。とてもかわいらしい殺意では人は殺せないのだ。
------------おわり
時代は、スペイン・ハプスブルグ家が断絶した後の、スペイン・ブルボン家の時代です。
現在のスペイン国王も同じ血筋だそうです。
現在のスペイン王家はあるドイツ貴族の家から王妃を迎えました。
ブルボン・パルマ家と比べてどのくらい身分が違うのかは分かりませんが・・
現在王妃が所有している冠には、スペイン王家に代々受け継がれてきたものもあるようです。
映画に出てくるスペイン王妃は、マリア・テレサ・ブルボン・パルマという名前だそうです。
映画では、王妃様は一応椅子に座っていますが、椅子も取られてしまったら、一体どこに座ればいいのでしょうか?
EUができるからなのか、ついこの間も不思議な結婚式がありました。
男子は皇太子1人しかいないのに・・
まるであの映画の事件みたいだと思った。映画の作り話が、スペインでは本当に繰り広げられている。
でもそれは、かつても同じだったのかもしれない。
色々な身分の人々は、ブルボン家のスペイン王妃と同じ写真を撮ります。
不思議な国です、スペインは・・・
話は日本に移ります。
これは、DAISOの商品の写真です。
今日自転車のライト買ったら、こんな表示がついていた。
hecho en china
これはスペイン語だそうです。
私が、スペイン人と同じ製品を使っているということでしょうか!?
私は、スペインは、誇り高い文化を持った国だということを知っています。
私は、あるフラメンコの日本公演を見に行ったときに買ったパンフレットに書いてあったことが忘れられません。
簡単に紹介しますと、
「日本人は、どうしてフラメンコを踊ろうとするのですか?
私がもし、日本人に生まれたら、日本の伝統舞踊を一生懸命踊ると思います。
私はスペインに生まれたので、スペインの踊りを踊っているのです。
スペインの踊りしか踊れないのです。」
スペイン人には、別の製品使ってもらったらいいんじゃ・・。
生活用品が同じだと、踊りまで同じになりそうとか怒られそうです。
それとも、何かの理由で、スペイン人がDAISOの品を欲しがったのでしょうか?
DAISO行ってる日本人が、突然ブルボン・パルマ家の王妃様になった気分です・・!
いくら、DAISOのキャッチコピーが、”価値ある商品を100円で” でも・・。
王妃様は純金の腕輪に、本物のダイヤのついた冠に絹の服ですよ?
DAISOでは、ちょっと無理かな~?
DAISO行ってる日本人は王族じゃありませんから、スペインの人も、馬鹿にされたような気分になるかも。
DAISOのアクセサリーは・・・プラスチック製です。
100円なので。
ちなみに、洋服は売っていません(^^:)(ハギレ布は売っている。)
一体、スペイン人の脳内で何が起こったのでしょうか!?
お金持ちさんは、普通に青山の紀伊国屋スーパーに行くみたいですね。
紀伊国屋のエコバッグ、よく見かける・・。
あと、ハロッズの買い物バッグなんかが好きな人も多いように思います。
中をチラっとみると・・意外と普通の商品が入っている人もいますが、三越や伊勢丹の惣菜売り場の品を普通に買ってるみたいです。
最近伊勢丹も、自社の買い物バッグを用意したらしく、よく見かけるようになりました。
金は銀座に出来たカルティエかな~?
みんな、スペイン王妃の王冠と同じ宝飾品店が好きなようです。
あと、銀はティファニーとGUCCIで買う人が多いようです。
真珠は、田崎真珠がいいみたいですー。金色の南洋真珠や、黒蝶真珠といったオリジナル商品が好評だそうです。一説によると、アラブの大富豪も大好きらしいですー。
マガイモノでもいいからというのが、Diorと、CHANELと、COACH。最近見かけなくなりましたが、ある時期、ブルガリを持っている人も、とても沢山見かけました。スペイン王室御用達のロエベも人気だったようです。
最近皇室の人がWAKOに2000万円のティアラを発注したそうですが、WAKOはどうもあまり評判ではないようです。
西洋の王妃様のものは、格別に人気がありますねー。
スペインでは、もう映画の時代じゃないので、フェリペ皇太子の結婚式すら、事件にもならないようです。
最近生まれた王女様は普通に一般の小学校に通って、普通に、教育を受けて、普通に王の玉座に座る予定だそうです。
今度は、王妃様の椅子ではなく、王様の椅子に座るんだそうです・・・。
王様は何を使っているんでしょうね?
見たことがありませんが・・・
これから沢山お店が出来て、みんなが、スペイン王の持っている調度品を制服のように、一様に、身に着けるんでしょうね。
今のところお世継ぎは女の子だけなので、女王が即位すれば、王様の品は、女性でも購入可能になるんでしょう。
DAISOに行ってる私には、多分、永遠に関係ありませんけど・・。
DAISOに、間違ってスペイン王国の侍従がモノを買いに来ても無駄です。
ブランドネームのついた金とか、ダイヤとか絹のドレスとか売るのは絶対に無理です。
そういう世界があることが、理解できなくなっているのかもしれませんが・・
当然、王がいれば身分が発生します。
彼らは、王族の身分を消滅させたいわけじゃなく、自分が座る玉座の椅子は、残したいわけですから・・・
DAISOを見るとありえないと思うのかもしれません。
しかし、学校で隣の席に座っていた普通の子みたいな人々が、ブランド品を買いまくった挙句、いきなり宮殿の椅子に座って命令してくるんですから・・普通の人はびっくりするんじゃないでしょうか。
そして、「DAISOだから、アンタは庶民役ねー!!」とか勝手に決定されても困りますけど。
それにしても、昔の宮廷の人が見たらびっくりかもしれません。
おまけ
ゴヤ作 ”裸のマハ”