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空爆のイエメン 反体制派が抵抗姿勢強調

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空爆のイエメン 反体制派が抵抗姿勢強調

中東のイエメンで首都を掌握した反体制派の武装勢力に対し空爆が続けられるなか、反体制派の指導者がテレビ演説で攻撃を強く非難して抵抗する姿勢を強調し、政府側との戦闘を止める兆しが見えず、今後、さらに市民の犠牲が増えることが懸念されます。
イエメンでは、首都サヌアを掌握し、政府側と戦闘を続ける反体制派のイスラム教シーア派の武装勢力に対し、サウジアラビアなどスンニ派のアラブ諸国が先月26日から空爆を続けています。
サウジアラビア軍の報道官は19日、反体制派の拠点を中心にこれまでに2300回の空爆を行ったと発表しました。
こうしたなか、反体制派の指導者アブドルマレク・フーシ氏が19日、テレビ演説を行い、空爆について「攻撃の主な目的はイエメンを乗っ取り、イエメン人をなすがままにすることだ。サウジアラビアにわれわれの課題に干渉する権利は全くない」と激しく非難し、抵抗する姿勢を強調しました。
反体制派は、政府側が拠点にする南部の都市アデンの支配権を巡って激しい戦闘を続けています。このため、ハディ大統領や政府の閣僚たちが国外から戻れない事態が続いていて、先週、国連のイエメン担当の特使が辞任して、政府側と反体制派の調停の見通しも立たない状況となっています。
また、国際テロ組織アルカイダ系の武装グループも南部の都市ムカッラーを襲撃するなど攻勢を強めています。
戦闘が止まる兆しが見えないなか、今後、さらに市民の犠牲が増えることが懸念されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150420/k10010054161000.html



南部の都市アデンの支配権を巡って


武装勢力に対し攻撃姿勢を強調

さらに市民の犠牲が増えることが懸念されます。


イエメンでは、首都サヌアを掌握、

アラブ諸国がテレビ演説


サウジアラビアにわれわれの課題に干渉する権利は全くない


ハディ大統領や政府の閣僚調停の見通し

また、国際テロ組織アルカイダ系の武装グループも南部の都市ムカッラーを襲撃


 


<サウジアラビアのニュース>
サウジアラビア軍の報道官は2300回の空爆を行ったと発表しました。

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