アメリカのカーター国防長官は、内戦が続くシリアで過激派組織IS=イスラミックステートと地上で戦闘を行う部隊として、穏健派の反政府勢力に対し訓練を開始したことを明らかにしました。
アメリカ軍は過激派組織ISの壊滅に向けた軍事作戦を続けていますが、シリアではアサド政権と対立しているため、アメリカ軍の空爆と連携して地上で戦闘を行う部隊の育成が課題となっています。
これについてカーター国防長官は7日、国防総省で記者会見を開き、「シリアの反政府勢力に対し訓練を開始した。これは対IS作戦の重要な計画であり、次のグループの訓練も今後数週間以内に行う予定だ」と述べ、穏健派の反政府勢力に対し、まずはおよそ90人を対象に訓練を開始したことを明らかにしました。
アメリカ軍はことし中に5000人規模の部隊を育成する計画ですが、カーター長官は、訓練する兵士の身辺調査などに時間をかけ、選定には慎重を期すとしています。
軍の制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長も「われわれの育成計画に変更はないが、シリア情勢はますます複雑になっている」と述べ、ISの勢いが増す一方でアサド政権の勢力に衰えが見られ、情勢がさらに厳しくなっていると指摘しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150508/k10010072851000.html
<ニュース1>
国防長官は戦闘を行う部隊、
軍事作戦を空爆と連携して地上で戦闘を行う部隊
国防長官は対IS作戦の重要な計画。
アメリカ軍はことし中に5000人規模の部隊を育成する計画ですが、カーター長官は、訓練する兵士の身辺調査などに時間をかけ、選定には慎重を期すとしています。
軍の制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長もISの勢いが増す一方厳しくなっていると指摘しました。
<ニュース2>
過激派組織穏健派の壊滅を行う部隊の育成が課題となっています。
数週間以内
穏健派の反政府勢力に対し、5000人規模の部隊を育成する計画ですが、統合参謀本部議長も「われわれの育成計画に変更はない」と述べました。
<ニュース3>
アメリカの軍事作戦
空爆と連携して地上で戦闘を行う
これについてカーター国防長官は7日、国防総省で記者会見を開き、「これは対IS作戦の重要な計画」と述べ、アメリカ軍はことし中に5000人規模の部隊を育成する計画ですが、カーター長官は、訓練する兵士の身辺調査などに時間をかけ、選定には慎重を期すとしています。
軍の制服組トップ
アメリカ軍軍事作戦
空爆と連携して地上で戦闘を行う