昔のヨーロッパは、フランク王国という王国があり、イタリア半島を除いて、アウストラシア・ネウストリア・アキテーヌの3国に分かれていたそうだ。
ネウストリアの宰相・のちにアウストラシアの宰相になったピピンは、フランク王国、メロヴィング朝のキルデリク3世を廃し、自らカロリング朝を開いた。
ピピンはカロリング家出身のフランク王になったため、そう呼ばれているそうだ。
ピピン3世の子供のカール大帝は、始めは弟との共同統治を行っていたが、弟が早世したために、単独の王として、フランク王国に君臨することになった。
カール大帝は、西ローマ皇帝の称号も名乗ろうとしたが東ローマ帝国に認められなかったそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%A4%A7%E5%B8%9Dカロリング家は、サリー・フランク族出身。
サリー族は、ゲルマン民族の一派フランク族の支族で、カロリング朝の歴代の王を輩出した。
フランス王国にとっては実に重要な先祖になっているが、カロリング家の王朝は、その後断絶したそうだ。
カロリング朝を廃し、フランク王国にカペー朝を開いたユーグ・カペーは、西フランク王ロベール1世の息子だったそうだ。
その後長く続いたカペー朝もフランス革命によってルイ16世が断頭台に倒れたのを最後に断絶したのですから、歴史は繰り返すのかもしれないわねぇ。
イギリス王室のウィリアム王子は、(カロリング家の)フランス王室から嫁いだ王女の血すじをうっすら引いているフランス王室の親戚として、ケイトミドルトンさんに結婚してもらったということなのかしらねー。
フランク王国のカール大帝の遺産を全て相続するための、EUの諸条約をイチバン利用できるのは王室の血筋のあるウィンザー家なのよねぇ・・重要な政治の場面で変な王女様連れてくるわけないものねぇ。
グレートブリテン&北アイルランド連合国王から、カール大帝の後継者へ、ウィリアム王子じゃ無理な偉業をこの小さな王子様が成し遂げてくれるのね。
王室ニュースなどから、ケイトミドルトンさんは、ベラルーシの方の人かしらと思ったんだけど、
なんと、サリー・・フランク族の出身なのかしら?
「待ちぼうけのケイト」っていうあだ名は何だったの?
結婚する前に、丁度リスボン条約が発効してEUが出来ることになったラッキーなお姫様。
ずっと、ヨーロッパは伝統を重んじる国だと思っていたけど、ミドルトンさんの本当の家系図の発表はいつかしら?
どうでもいいけどうみねこも含め、大多数の日本人は、サリー・フランク族じゃないのよね。
今外交に当たっている、麻生元首相とか、安倍首相だって疑わし~ものよね。