こんなに近いのに、日本には、ロシア人は全然住んでいないから不思議ですね。

北方領土も手に入れたのですから、別荘の一つくらいあっても不思議ではありませんが・・。

ロシアにおられる、嫡流のホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ家は、たった一人の女性の相続人を残すのみとなってしまい、遠戚のスペイン王国やギリシャ王国やデンマーク王国をはじめとしたヨーロッパの王室と血の繋がりがある王室が、縁戚として帝位を継承する可能性があります。

http://www.imperialhouse.ru/

現在の名目上のロシア女帝は、アレクサンドル２世の家系で、男子の継承者が一人おられ、プロイセン王子の称号とイギリスの王位継承権を持っているそうです。

前にロマノフ家の嫡流が断絶した際に、ロマノフ家の女系の子孫が、ドイツ北部の領主と婚姻し、跡継ぎをロシアに招聘し帝位に就かせたという経緯もあり、プロイセン王家や、遠縁のヨーロッパの各王室の血筋がロシア帝国の皇帝になる資格があります。

また、イギリス王室は、ニコライ２世のご親戚だそうですし、ロマノフ家の血を引くそれぞれの王子にイギリス王位の継承順位を授けています。




ロシア革命で皇帝が暗殺されましたが、他にも、傍流や、庶流の家系がいくつも続いているようです。

この間、国際結婚のブログを見ていたら、スコットランドのほうで隠棲していたロマノフ家の末裔の方と結婚された日本人女性のブログを発見しました。
ニコライ２世の家系は断絶してしまったので、それより前の皇帝の血筋を引く家系なのでしょう。
今はイタリアにお住まいになっているそうです。お子さんの写真も公開されていて、けっこうオープンな感じのご家族でした・・。特に政治活動はされていないようでした。

日本では、江戸末期には国際交流が盛んで、江戸には沢山の外国人が訪れていたそうです。

前も書いた気がするのですが、明治時代の時、身分制度の廃止に伴って、姓氏改名という改革があったそうです。

みんなが苗字を持つことを許され、武士の家は、街の古物屋に蔵から武具やらちょっとした日用品を出したりしたそうです。それらは、身分の低かった人々が金銭で購入することを許され、自称”武家の出身”を名乗ることも可能になったのです・・・。

外国人が古物屋で、武士の家の蔵から出た武具を購入し、また、古びた紙にしたためられた家系図に、新しい「漢字表記の自分の名前」を記入し所持することも自由だったのかもしれません。

その後数十年で日露戦争が勃発します。

時の皇帝はニコライ１世で、ホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ家による世襲の統治が始まってからまだたった６０年しか経っていない頃のことです。

皇帝の政治基盤をかっこたる物にしようとしたニコライ１世が、代々血の繋がりを持つホーエンツォレルン家以外の有力な貴族や、商人と庶子を作った可能性はあります。

皇帝の正妃は、アレクサンドラ＝フョードロヴナ皇后で、プロイセン王家の出身です。

当然、母が違えば家族の中で対立することになりますから、皇帝は、恋愛感情のもつれを利用し、庶流の家系をロシアの船に乗せて、世界中に送りこんだかもしれません。

しかし、プロイセン出身の皇后を恐れ、外国に溶け込み混血してしまっては、もう誰が誰だか分からない有様だと思います。

その後血の日曜日事件が起こり、帝国は崩壊へ向かっていきます。

今の日本で血筋をことさら主張する人といったら、皇族一家の血を引いた庶流の皇子や皇女と、安倍首相と麻生首相と、DAIGOくらいかなー。

外国の王家の血筋を持っていると主張する人は、日本ではあまり見かけないようです。

それをいいことに、天皇家はドイツ人になることを目論んでいるようですが、

一番望んでいることは、日本に住んでいるロシア帝国やヨーロッパの旧王室の庶流の家系を探し出し、納税の義務などを課すことですね。

どちらが偉いのかはっきりしますからね・・。そういった意味でも、ロシア帝国や、ヨーロッパ王室の末裔を名乗るのは、恥ですから、口を閉ざして誰も名乗り出ないでしょう。

ところが、「皇室の方の日用品」のカタログをぱらぱらめくってみると、ドイツ製のものが目につきます。

天皇家はご自身はドイツの家系でもある(?)とおっしゃるようですから、これはどうしたことでしょうね・・・。

結局帝位に近づくために、ロシア人と婚姻をする準備があるということなのでしょうか？

ロシア軍はサハリンに郡を配置し、いつでも本州に渡る準備をしているようです。日本は自衛隊しかないし、もう白旗ですね。

わかった！

「うちも”昔ロマノフ家に仕えたロシア人の末裔”だよ！」って言えばいいの？

「本当だよ・・！！

みんなロシア人だったよ！」とか。

そんなことは、ロシア政府が言ってくれれば、説得力あるのですが、アメリカ関係でごたごたしてるみたいですね～。いや、プーチン大統領は実は言ってしまったんだっけ？

「王族の庶流を管理している住所氏名電話番号の載った一覧名簿がある」とか・・・？